不動産市場

外国人の土地取得ルール検討が始動 高額不動産オーナーが知っておきたいこれからの市場

作成日:
2026.03.12
更新日:
2026.03.12

外国人の土地取得ルールを政府が検討へ

政府は2026年3月、外国人による土地取得のあり方を検討する有識者会議の初会合を開きました。安全保障の観点から、土地の売買や利用にどのようなルールを設けるべきかを議論するものです。会議には元国家安全保障局長や元防衛次官などが参加し、2026年夏ごろまでに基本方針をまとめる見通しとされています。

すでに日本では、重要施設の周辺などについて「重要土地利用規制法」による管理が行われています。対象となるエリアでは土地の利用状況を調査したり、必要に応じて利用の中止を勧告したりすることが可能です。今回の議論では、こうした制度を踏まえながら、外国人による土地取得をどこまで規制するべきかが検討されています。

ただし、外国人だけを対象にした規制は、国際協定との関係もあり慎重な検討が必要とされています。マンションの売買についても議論されましたが、規制を検討するための十分なデータがまだそろっていないのではないか、という意見も出ていると報じられています。

高額不動産市場に影響する可能性

今回の議論が注目される理由の一つは、高額な住宅やマンション市場への影響です。

都市部のタワーマンションや高価格帯の住宅では、海外からの購入需要が一定数存在しています。資産分散や投資の目的で、日本の不動産を購入するケースも少なくありません。

もし今後、外国人による不動産取得に何らかの制限や新しいルールが導入されると、購入層の構成が変わる可能性があります。特に価格帯が高い物件ほど、海外投資家の動きが市場価格に影響するケースがあるため、売買の動向が変化する可能性も考えられます。

首都圏以外の不動産市場への波及

外国人による不動産購入というと、まず都市部の高額物件が思い浮かびます。しかし近年は、観光需要やリゾート開発などの影響で、都市部以外のエリアでも海外からの関心が高まっているケースがあります。

たとえば

・観光地周辺の住宅
・別荘やセカンドハウス
・リゾートマンション

といった物件は、海外投資家が注目することもあります。

そのため、新しい制度が導入される場合、都市部だけでなく幅広い地域の不動産市場に影響が広がる可能性があります。購入層の変化によって、売却のタイミングや価格の動きが変わることも考えられるでしょう。

これから考えられる市場の流れ

今回の有識者会議では、すぐに規制が導入されるわけではありません。まずはデータの整理や制度設計の議論が進められ、基本方針が示される予定です。

ただし政策の議論が始まると、不動産市場では先行して動きが出ることもあります。たとえば

・制度変更を見越した売買
・投資家の購入判断の変化
・資産ポートフォリオの見直し

などです。

特に高額不動産は、買い手の層が変化すると市場の動きが大きく変わることがあります。今後の政策の方向性によっては、価格形成や流動性に影響が出る可能性もあるため、オーナーにとっては注目しておきたいテーマといえるでしょう。

資産の選択肢を広げるための一歩

もし今、高額な住宅やマンションを所有していて、

・将来の市場動向が気になる
・資産構成を見直したい
・今の価格を知っておきたい

と感じているなら、一度不動産の価値を確認してみるのもひとつの方法です。

不動産は政策の影響を受ける資産でもあります。市場価格を知っておくことで、保有を続けるか、売却を検討するかの判断材料にもなります。

まずは気軽に、今の不動産の価格をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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