再開発

岡山駅前エリアで進む大規模再開発 ― 新たな街づくりが描く未来像

作成日:
2025.11.01
更新日:
2025.11.01

岡山市中心部では近年、複数の再開発事業が進行中です。なかでも岡山駅前を中心とするエリアは、商業・住宅・観光の拠点として大きな変化を迎えようとしています。2026年以降に完成予定のプロジェクトが多く、街並みや不動産価値にも大きな影響を与えることが予想されます。ここでは注目の5つの再開発事業をご紹介します。

 

1. 駅前町1丁目2・3・4番地区再開発 ― OKAYAMA GATE PLACE

この再開発では、「プラウドタワー岡山」(2026年4月下旬完成予定)が建設されます。
岡山市駅前町1丁目エリアは、【株式会社ウェーブハウス】がかつて自社ビルを構えていた場所でもあり、代表の市川周治が再開発組合の副理事長としてプロジェクトに尽力してきました。

現在、4番地区では地上7階建ての駐車場棟が2023年12月に供用開始されており、1階部分には店舗(パチンコ店)が営業しています。
2番地区にはホテル・コンベンションホール・オフィス・地下駐車場などが整備され、3番地区が住宅棟となる計画です。
南側から見ても景観が整い、岡山の玄関口としてふさわしいデザインに仕上がる見込みです。再開発全体の完成後は、駅周辺の利便性と都市価値が大きく高まることが期待されています。

 

2. 野田屋町1丁目再開発事業

現在「岡ビル」がある西川沿いのエリアでは、2030年の完成を目指した複合再開発が進行中です。
計画は①店舗・ホテル棟、②住宅棟(RC造19階建、2〜19階が住居)、③駐車場棟で構成され、2026年10月に解体工事が始まる予定です。
「食」をテーマとした商業機能を中心に、宿泊・住宅・オフィスが一体となる構想で、完成すれば駅前から西川緑道公園までがさらに賑わいのあるエリアとなるでしょう。

 

3. 蕃山町1番地区再開発事業

現在、開発事業者の入札が難航しており、土地は暫定的に駐車場として利用されています。
舗装は簡易的で、最低限の設備のみが整備されていますが、将来的にはRC造18階建の高層複合施設(6〜18階が住宅)として再開発が検討されています。
岡山駅と表町エリアを結ぶ中間地点に位置し、今後の進展が期待されるエリアです。

 

4. 表町1丁目1番地再開発

このエリアは現在すでに更地化が完了しており、2025年内の着工、2028年後半の完成を予定しています。
RC造18階建、うち4〜18階が住宅(110戸)となる計画で、商業施設との一体開発が進んでいます。完成後は「岡山芸術創造劇場ハレノワ」周辺とあわせ、表町の文化ゾーンがさらに魅力的な都市空間に生まれ変わります。

 

5. 天神町10番再開発事業

RC造14階建て、3〜14階が住宅となる複合開発です。
2024年8月に解体工事が開始され、同年11月には建築工事が着手されました。2028年1月の完成を予定しています。
このエリアではすでに郵便局など一部の建物が完成・運用されています。街の機能性と生活利便性が着実に向上するでしょう。

 

まとめ ― 岡山中心部の未来と資産価値

岡山駅前から表町、天神町にかけての再開発は、住宅だけでなく商業・文化施設を含む「複合的な都市再生」です。
2026年から2030年にかけて相次ぐ完成により、岡山市中心部の不動産需要と資産価値はさらに高まると見込まれます。
こうした変化の中で、立地と再開発の関係を見極めることが、マンションオーナーにとって重要な判断材料になるでしょう。

岡山市中心部の高級マンション売買・賃貸管理のご相談は、地域の再開発に深く関わり、豊富な取引実績を持つ株式会社ウェーブハウスへお気軽にご相談ください。

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