資産・コスト管理

資材高騰で大規模修繕に遅れ。岡山のマンションオーナーが今、確認しておきたいこと

作成日:
2026.07.18
更新日:
2026.07.18

全国のマンションで、大規模修繕工事の遅れが相次いでいるという報告があります。建設資材の高騰や納期遅延が背景にあり、修繕積立金や資産価値にも関わる問題です。岡山の分譲マンションをお持ちのオーナー様に向けて、その内容と備えを整理します。

全国で相次ぐ大規模修繕の遅れ

マンションの修繕工事に携わる企業の業界団体が2026年春に実施した調査によると、回答した87社のうち約6割にあたる51社が、建設資材の納期遅延などで「工期がすでに遅れた」または「今後遅れる可能性がある」と答えたとされています。影響を受ける、または受ける見込みのマンションは、全国で約600件に上るとの結果でした。

背景にあるのが、防水材の高騰と供給の遅れです。マンションの大規模修繕では、雨漏りを防ぐ防水工事が重要な工程を占めます。この防水材の多くは石油由来の原料を使っており、中東情勢の悪化などを受けて価格が上がり、納期も読みにくくなっているといわれています。

岡山のマンションでも無関係ではない

この問題は、大都市の大型物件に限った話ではありません。岡山市内の分譲マンションやタワーマンションでも、大規模修繕は12〜15年程度の周期で計画的に行われるのが一般的です。次の修繕時期が近いマンションでは、資材の調達状況によって、工期や費用が当初の計画とずれる可能性があります。

特に気をつけたいのが費用面です。マンションの修繕費用は、オーナーが毎月積み立てる修繕積立金で賄われるのが基本です。資材高騰で工事費が想定を上回った場合、追加の費用負担や、工事内容の見直しが必要になることもあります。工事会社から金額の見直しを求められても、管理組合として所有者の合意を得るには時間がかかりやすく、その間に工期がさらに延びるという難しさも指摘されています。

修繕の状況は資産価値にも関わる

大規模修繕が計画どおり進むかどうかは、マンションの資産価値とも無関係ではありません。適切な時期に修繕が行われている建物は、外観や設備の状態が保たれ、売却や賃貸の際にも評価されやすい傾向があります。反対に、修繕が滞っていたり積立金が不足していたりする状態は、購入を検討する側の不安材料になりかねません。

オーナー様としては、まずご自身のマンションの長期修繕計画と積立金の状況を確認しておくことが大切です。次の修繕がいつ予定されているか、積立金は計画に対して足りているか。こうした点は、将来売却を考える際の判断材料にもなります。資材価格の動向は個人でコントロールできるものではありませんが、自宅マンションの現状を把握しておくことは、落ち着いた判断につながります。

岡山のマンションのご相談は当サイトへ

資材高騰による修繕の遅れは、修繕積立金や資産価値を通じて、オーナー一人ひとりに関わる問題です。まずは、ご自身のマンションが置かれている状況や、今後の資産価値の見通しを整理しておくと、これからの方針を考えやすくなります。

岡山高級マンションガイドでは、岡山市内の分譲マンション・タワーマンションに詳しい立場から、売却や資産価値に関するご相談を承っています。すぐに売却をお考えでない段階でも、修繕計画や市場動向を踏まえたご相談が可能です。気になる点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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